花鶏さまへ捧ぐお礼絵
漫画部屋『AirLoad』のユシーズとエアロード



貧しい旅暮らしのユシーズは、何でも食べられる。
少々黴びたパンもOK、魚やウサギや鳥も捕まえて食べる。野草も煮て食べる。
たくましい。
しかしときには栄養が偏りがちである。
外見的にはまだまだ成長期のエアロードのため、
ユシーズはりんごをもいできた。

ユシーズ「体にいいから、食べろ」
エアロード「なにこれ食べ物?」
ユシーズ「!!!」

女神さまは卑しい生物のように食事など必要となさらない。
かすみを喰って生きている。
人間の食べるものなど気にした事がなかった。

ユシーズ「り、りんごを知らないのか?」
(魔法使いとは、こんなものなのだろうか…
普通の人間とはまったく違う生活をしているのかもしれない)
無理矢理納得したユシーズ。

エアロード「ふーん、りんご」
女神さまは男が不審な顔をしているので、とりあえず食べる事にした。
味はなんだかよくわからなかった。

ユシーズ「う、旨いか?」
エアロード「そうね、おいしいわね(適当)」

ユシーズは自分もりんごをかじってみた。
すると、おいしそうな見た目に相反して、りんごはマジ酸っぱかった。
ユシーズ「!(まず)」
何でも食べられるたくましいユシーズは、りんごを完食したが、ちょっと涙目になった。
魔法使いとは、味覚も普通と違うのかもしれない。



『AIRLOAD〜天空への道』の途中数ページが見れない、と教えて下さいました。
ありがとうございましたっ!
この間、漫画を見て下さった方には本当に失礼致しました。


ラブラブな感じにしようと思ったのに、これじゃ餌付けだよ。


2006年9月



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